地盤改良とは

地盤調査の結果、その地盤が軟弱(支持力不足)であると判明した場合には、建物の不同沈下を防止するために
地盤改良(地盤補強)が必要になります。
したがって、それらの対策がなされない場合には地盤調査をした意味がありません。

地盤改良には、大きく分けて表層地盤改良・柱状改良・鋼管杭がありますが、地盤構成・改良深度・立地条件等に
よって適切な施工方法を選びます。
工法自体に優劣はありません。


   

      




■品質管理



地盤改良後には改良土のサンプルを採取し、簡易一軸圧縮強度試験をおこなっています。
現場で採取した混合土のサンプルを、一週間後に圧縮試験機でサンプルが壊れ始めるまで力を加え、
その数値を計測します。
多少のバラツキがあるので数本採取し、設計基準強度に達していることを確かめます。

配合試験や六価クロム溶出試験等の各種土質試験も必要に応じて行います。


 
現場混合土採取状況                   一軸圧縮試験状況